オイル漏れ修理依頼のBMW X1。
漏れ箇所はタペットカバーのパッキンから漏れているようでBMWのエンジンは排気側に傾いているため漏れたオイルが排気管に付きオイルの焼けた匂いがすごいです。
エンジン前方からも漏れが酷いです。
センサーの所に付くパッキンを外してみるとここからも漏れが確認できます。
BMWのエンジンは通常のFR車よりも後方に位置しているためタペットカバーを交換するにはバルクヘッド部分やワイパーモーターなど外す部品が結構多いです。
この状態からタペットカバーの交換作業にはいっていきます。
今回のオイル漏れですが1年ほど前にパッキンの交換をしているということでお客様と相談して社外新品のタペットカバーの交換となりました。
タペットカバーがプラスチック製ということもあり歪みが出ている可能性があります。
今回のオイル漏れ修理でパッキンだけ交換し後日またオイルが漏れるということになると再度作業工賃がかかってしまうので、こういった修理の場合は過去の修理履歴なども参考に作業内容を考えていきます。
1番、4番シリンダーのプラグガイドのOリング、センサー部分のパッキンも再使用不可ですので同時に交換していきます。
すべてを組み上げオイル漏れをした箇所をパーツクリーナーやスチームで洗浄しパッキンの収まり具合、漏れなどを最終確認して作業完了になります。
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